個人情報:八郎潟中の事務職員、USBメモリー紛失 生徒ら360人分情報 /秋田

個人情報:八郎潟中の事務職員、USBメモリー紛失 生徒ら360人分情報 /秋田
毎日新聞 2012年9月22日(土)11時32分配信

 八郎潟町夜叉袋の町立八郎潟中(中川真人校長)の50代男性事務職員が、生徒や保護者ら延べ約360人の個人情報が入ったUSBメモリー2個を紛失していたことが21日、分かった。町教委によると、情報流出など2次被害は確認されていないという。
 メモリー内の情報は、全校生徒139人と保護者の名前、教材費などを振り込むための金融機関口座▽同中の教職員全17人の名前、住所、生年月日▽同職員が03〜10年度に勤務した秋田、由利本荘、男鹿3市の計4小学校の退職向け履歴書や病気休暇報告書など教職員69人分−−など。メモリー2個の内容は同一だった。
 同職員は8月17日昼ごろメモリーを職員室の机上に置き、夕方紛失に気づいたという。探したが見つからず、23日に五城目署に遺失届を出した。
 当時、同職員は私用パソコンで作業した内容を、私用メモリーを介して公用パソコンに移して使っていたという。江畠広教育長は「今後は、業務で私用のメモリーを使わないなど再発防止策を徹底させる」と話した。【仲田力行】

9月22日朝刊

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