「周辺に気をつけた方が…」校長らに脅迫手紙3通 兵庫の高2自殺
産経新聞 2012年9月26日(水)12時13分配信
兵庫県川西市で今月2日自殺した県立高校2年の男子生徒(17)がいじめを受けていた問題で、高校の校長と川西市教育長あてに脅迫めいた内容の手紙が計3通届いていたことが26日、兵庫県警川西署への取材でわかった。同署は脅迫容疑で捜査している。
同署によると、手紙は大津市立中学2年の男子生徒が自殺した問題で対応に当たった同市教育長が襲撃された事件に触れ、「周辺に気を付けたほうがいい」などと書かれていた。21日に1通を受け取った校長が同署に相談し、被害届を提出。25日にも校長と教育長に1通ずつ封書で届いた。
手紙はいずれも匿名で、パソコンなどを使い打たれていたという。表現や言い回しが似ていることから、同署は同一犯の可能性もあるとみて調べている。