不適切教育の改善通知=株式会社の通信制高で―文科省
時事通信 2012年9月24日(月)20時51分配信
文部科学省は24日までに、構造改革特区法に基づき株式会社が設置する通信制高校で不適切な教育活動が見られるとして、関係自治体などに改善を求める通知を出した。「サポート校」と呼ばれる無認可教育施設で、教員でない指導者が添削指導や試験をすることは学校教育法違反との見解を示した。
株式会社の学校設立は2004年度に導入された。高校は通信制が20校、全日制と併設が1校で、約1万4000人が在籍している。通知は通信制高校の添削指導などでの不適切なケースを指摘。添削指導では正誤の解答を掲載するだけでなく必要な解説を示すのが望ましいとした。