東大など5大学情報流出か…ハッカー集団が声明

東大など5大学情報流出か…ハッカー集団が声明
読売新聞 2012年10月4日(木)7時13分配信

 東京大や京都大など国内5大学のサーバーがハッキングされ、教職員らの個人情報や研究リストなどが流出した可能性が高いことが3日、わかった。
国際的なハッカー集団が、5大学を含む世界の100の有名大学から12万件の情報を盗み出したと声明を出し、盗んだ情報をウェブサイトに公開している。警察当局は大学側から相談を受けており、被害が確認されれば業務妨害や不正アクセス禁止法違反などの容疑で捜査に乗り出す方針。

 ハッカー集団は大学について「セキュリティーが甘く、ウイルス感染している所も多い」などと指摘。一部の大学についてシステム上弱点のあるサイトを紹介しており、関係者は「攻撃をそそのかそうという意図があるのでは」と警戒している。

 ハッカー集団が「情報を盗んだ」と公表しているのは、東大、京大、東北大、名古屋大など5大学の少なくとも13のサーバー。

 東大から盗んだとされる情報には、教職員や学生などとみられる4700人分のメールアドレスが含まれ、このうち約800人分は名前と所属先、住所、電話番号がセットになっていた。また、論文や研究報告のリスト約2000件も含まれていた。このうち一部では、執筆者名として実在の東大教授の名前も見つかった。

 東大の広報担当者は「大学から流出した情報かどうか確認を急いでいる」とし、一部サイトを休止して調査している。

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