論文指導せず・土産強要…2教授アカハラで停職

論文指導せず・土産強要…2教授アカハラで停職
読売新聞 2012年10月10日(水)20時14分配信

 東京学芸大(東京都小金井市)は10日、いずれも教育学部の60歳代と50歳代の男性教授が大学院生に対してアカデミック・ハラスメント(嫌がらせ)などを行ったとして、それぞれ停職3か月、同1か月の懲戒処分にしたと発表した。

 同大によると、60歳代の教授は昨年度、女子大学院生1人に対し、授業への出席を認めず、論文の適切な指導を行わなかったほか、指導方針を巡り同僚教授を大声でどなるなどしたという。50歳代の教授は昨年度、複数の大学院生に長時間、教授の論文の入力作業を強いたほか、学生にリストを渡し、旅行先から土産を買って来させたという。

 両教授はいずれも学内の調査に「ハラスメント行為はしていない」などと否定しているという。

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