堀越学園：「２医療法人が支援」 ／群馬
毎日新聞 2012年10月13日(土)12時15分配信
学校法人堀越学園（高崎市、大島孝夫理事長）の経営問題で、創造学園大の井上晴彦学長ら３人の理事が１２日、教職員の会合で２人のスポンサーと支援について合意したことを明らかにした。学園関係者によると、２人とも医療法人のトップという。
出席した教職員によると、（１）２人から当面の資金援助受ける（２）２人の了解を得た再建計画を、解散命令の聴聞に関する追加書類提出期限の１０日、文部科学省に提出した−−などが説明されたという。
学園関係者によると、支援者とされる２人は、九州などの医療法人のトップ。二つの医療法人は今月中にも理事会を開き、法人としても同学園への支援を決定する見通しという。
大島理事長が表明していた米国キリスト教団からの支援が実現しないため、井上学長らが４月ごろから話し合いを続けてきた。支援者には二つの理事会が正当性を主張する事態など、学園の状況も説明してあるという。【増田勝彦】
１０月１３日朝刊