少女へのわいせつなどで教職員ら2人懲戒免職処分/県教委
埼玉新聞 2012年10月16日(火)23時14分配信
県教育委員会は16日、女子中学生にわいせつな行為をしたとして都条例違反容疑で逮捕された県立狭山経済高校の佐藤玲教諭(35)、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕された県立大宮工業高校の大島洋路主任実習助手(49)をそれぞれ懲戒免職処分にしたと発表した。
県立学校人事課によると、佐藤教諭は8月30日午後、都内のホテルで18歳未満と知りながらインターネットのゲームサイトで知り合った少女=当時(14)=にわいせつな行為をし、警視庁荒川署に東京都健全な青少年の育成に関する条例違反容疑で逮捕された。佐藤教諭は「本来このような行為を止めるべき立場にありながら、行為を反省している」と話しているという。
大島助手は8月25日午後9時55分ごろ、酒気帯び状態で乗用車を運転し、さいたま市南区の路上に駐車していた乗用車の後部バンパーに右後部を衝突させた。大島助手は同日午後7時ごろから約2時間、自宅で500ミリリットル缶の発泡酒を3本以上飲み、直後に買い物のため乗用車を運転。呼気1リットル当たり0・55ミリグラムのアルコールが検出された。道交法違反(酒気帯び運転)で浦和署に現行犯逮捕され、さいたま地裁に起訴された。
県教委は16日、酒に酔ってJR宇都宮線石橋駅の男性駅員の頬を殴った県教育局財務課副課長の男性職員(50)を減給1カ月(給料の月額の10分の1)の懲戒処分とした。