懲戒処分:2教諭、トイレ盗撮などで免職−−県教育庁 /福島
毎日新聞 2012年10月20日 地方版
県教育庁は19日、生徒の水着を盗んだり校内女子トイレを盗撮したりした玉川村立泉中の石井大輔教諭(38)、都内で女子高生の口に体液をこすりつけた県立相馬農業高の佐藤尚孝教諭(41)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。
教育庁によると石井教諭は昨年9月に教室内で水着を盗み、今年4月には校内の女子トイレで盗撮、修学旅行先で生徒の下着を盗んだ。8月と9月に窃盗や建造物侵入などの容疑で県警石川署に逮捕、起訴されている。
佐藤教諭は今年8月、東京都渋谷区の路上で、歩行中の女子高生の口を背後からふさぎ、体液をこすりつけた。警視庁渋谷署に8月16日に暴行容疑で逮捕、起訴されている。2人とも教育庁の聞き取りに対して行為を認め「性的興味があった」などと答えているという。
また、自家用車が車検切れのまま運転していたとしていわき市の県立高20代女性教諭を戒告処分とした。