岐阜市:市立小児童指切断、賠償金604万円で和解 公用車事故には1086万円 /岐阜
毎日新聞 2012年11月23日(金)11時13分配信
岐阜市は22日、市立本荘小学校の5年生男児が09年7月、児童会活動中に紙裁断機で左手の指2本を切断した事故について損害賠償604万円を支払うことで和解し、また、市民生活部の男性職員が10年5月、公用車で起こした事故でも損害賠償1086万円で和解したことを明らかにした。関連議案を27日開会の市議会に提案する。
. 男児は、印刷室の紙裁断機を使っていて左手の中指と薬指を第一関節の部分で切断した。2本とも接合手術でつながったが、握力が低下したという。
交通事故は、男性職員が市内の市道交差点で一時停止を怠って進入し、女性(当時41歳)の乗用車と出合い頭に衝突。女性は右手の神経を切断するなどし、今も後遺症が残っているという。同乗の男児2人も軽傷を負った。【立松勝】
11月23日朝刊