大津・中2自殺 第三者調査委が報告書提出越年へ
産経新聞 2012年11月29日(木)14時45分配信
大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が自殺した問題で、男子生徒へのいじめの実態を調べるため市が設置した第三者調査委員会が、当初目指していた年内の最終報告書提出を、年明けに延期する方針を固めたことが29日、複数の委員関係者への取材で分かった。
最終報告書は、これまでの調査で判明している部分について、各委員が分担して作成作業を進めている。ただ、いじめていたとされる同級生からの聞き取りができていないことと、いじめと自殺の関係や学校と市教委の対応の問題点などをより慎重に検討する必要があるため、年内の作成は困難と判断したとみられる。