学生に抱きつく・研究室の変更強要…教授を処分
読売新聞 2012年12月13日(木)8時23分配信
九州大(福岡市)は12日、学生7人にパワーハラスメントをしたとして、工学研究院の男性教授(50歳代)を、同日付で出勤停止5か月の懲戒処分にしたと発表した。
九大によると、教授は2006〜10年、学外で開かれた酒席で研究室に所属する女子学生に抱きついたり、無断でメールを読んだりした。頻繁に食事に誘って断られると、研究室を変更するよう強要するなどした。また、男子学生6人に研究テーマや研究室を変更するよう強要した。
7人が10年4月、九大に苦情を申し立て、九大では7人の研究室を変更させて教授と引き離した上で、ハラスメント対策委員会が調査し、ハラスメント行為を認定した。
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