男性保育士、5歳女児をトイレ個室に監禁容疑
読売新聞 2013年1月15日(火)9時2分配信
山口県下松(くだまつ)市のレジャー施設で、女児(5)をトイレに連れ込み監禁したとして、県警下松署は15日、同県周南市嘱託職員の保育士、嶋田洋平容疑者(25)(下松市美里町)を未成年者誘拐と監禁の容疑で逮捕した。
女児にけがはなかった。嶋田容疑者は「お嬢ちゃんのお世話がしたかった」と供述しているという。同署は、動機などを追及している。
発表によると、嶋田容疑者は14日午後7時半頃、下松市のレジャー施設で、女児に声をかけ、男子トイレの個室に連れ込み、数分間監禁した疑い。女児は両親と兄の家族4人で施設に遊びに来ていた。姿が見えなくなったため捜していた父親が、トイレの個室の外から女児の名前を呼びかけたところ、嶋田容疑者と女児が鍵を開けて出てきたという。父親から連絡を受けた施設従業員が午後8時過ぎ、同署に通報した。
周南市によると、嶋田容疑者は同市立保育園の保育士で、1〜2歳児の担当。昨年4月に嘱託職員として1年間の任期で採用された。市は「おだやかな性格で、勤務態度は真面目。契約の延長について協議中だった」としている。