<体罰>小5に膝蹴り、香川の50代男性教諭を書類送検

<体罰>小5に膝蹴り、香川の50代男性教諭を書類送検
毎日新聞 2013年1月16日(水)19時43分配信

 小学5年の男児(11)の下腹部を膝蹴りし、2週間のけがをさせたとして、香川県警観音寺署は16日、同県観音寺市立小の50代の男性担任教諭を、傷害容疑で観音寺区検に書類送検した。県教委は今後、教諭を処分する方針。

 市教委の説明によると、教諭は昨年12月14日午後3時ごろ、校内でふざけていた男児に注意したが、男児が反抗的な態度を取ったため、膝で下腹部を1回蹴る体罰を加え、2週間のけがをさせた。男児の保護者が同23日に同署に告訴した。

 児童は登校を続けているが、教諭は自宅謹慎となり、今は休職中。教諭は校長に「感情的になって蹴ってしまった。申し訳ない」と話したという。市教委の大平幸男教育長はこの日記者会見し、「男児と保護者に心よりおわびする。再発防止に向け指導を徹底する」と話した。【松田学】

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