いじめ問題、警察と学校の情報共有強化へ
読売新聞 2013年1月24日(木)11時19分配信
大津市の男子中学生が自殺するなど学校でのいじめが深刻になっていることを受け、警察庁は24日、学校との情報共有の強化を柱とした対応策をまとめた。
問題を早期に把握するため、警察署などに学校との窓口になる担当者を置く。学校からの通報でいじめを把握した場合には、直ちに被害届を受理して捜査を行うとしている。学校が警察に相談するかどうか迷うケースもあるため、積極的な通報を学校に働きかけるよう全国の警察に指示した。
また、学校が加害少年に指導しても効果がない時には、警察官OBらの「スクールサポーター」を学校に常駐させることも検討する。