市立67校の体罰実態調査へ 兵庫・尼崎市教委

市立67校の体罰実態調査へ 兵庫・尼崎市教委
産経新聞 2013年1月25日(金)10時45分配信

 兵庫県尼崎市教委は24日の市議会文教委員会で、市立小中学校と高校、特別支援学校計67校に対して、体罰の禁止を徹底するとともに、実態調査の実施を指示したことを明らかにした。

 大阪市立桜宮高バスケットボール部主将の自殺問題を受け、23日に開いた臨時校長会で要請した。

 文教委員会で徳田耕造教育長は「体罰は絶対に許されないという認識で、教職員の意識改革を図ることが必要。各校で校内研修を実施するよう指導した」と述べた。

 体罰の実態については、平成22〜24年度は「報告なし」と答弁。17〜18年には市立尼崎高校柔道部の男性顧問=当時(32)=が、男子部員のほほを平手でたたくなど計5人に体罰を加えていたとして、減給10分の1(1カ月)の懲戒処分になっている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする