千葉・文理開成、八洲学園が引き継ぎ高校存続へ
読売新聞 2013年1月21日(月)14時41分配信
教職員への多額の未払い金などを抱え、経営難に陥った千葉県鴨川市の私立文理開成高校（全日制約１６０人、通信制約４０人）を運営する学校法人「村山学園」の経営を横浜市の学校法人が引き継ぎ、同校を存続させる方針であることが村山学園側への取材でわかった。
複数の関係者によると、引き継ぐのは、学校法人「八洲(やしま)学園」グループ（横浜市）。八洲学園高校（堺市や横浜市など）、同学園大国際高校（沖縄県）、八洲学園大（横浜市）などを運営している。
１９日に開かれた村山学園の理事会と評議員会で、中島宗一理事長兼校長を含めた理事全員が退任し、八洲学園グループ会社社長が村山学園の新理事長に、八洲学園の和田公人理事長らが理事に就任した。
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＜私立文理開成高＞学校存続、後期入学試験実施へ 千葉
毎日新聞 2013年1月21日(月)20時44分配信
千葉県鴨川市の私立文理開成高校が事実上の経営破綻となっている問題で、同校を運営する学校法人「村山学園」が、経営を横浜市に本部を置く学校法人「八洲（やしま）学園」に引き継ぐことで合意したことが、県や学校関係者への取材で分かった。同校は２１日、県学事課に学校の存続と後期入学試験の実施を報告した。
同課によると、２１日に同校の中島宗一理事長から「経営支援先が見つかった」と報告があった。同校は前期入学試験を見送っていたが、２４、２５日に後期試験の募集を行う予定。同課は「在校生のことなど大変心配だった。信用回復に努めてほしい」としている。【斎川瞳】