さいたま市立小の学級担任、駆け込み退職を撤回
読売新聞 2013年1月26日(土)10時19分配信
「駆け込み退職」問題で、さいたま市の市立小学校で学級担任を務める教諭1人が早期退職希望を撤回し、3月末まで勤務すると申し出ていたことが、25日わかった。市教委によると、申し出があったのは24日夜。
理由は明らかになっていないが、市教委の担当者は「最後まで職務を全うしてもらえることを、前向きに捉えている」と話している。
これで、さいたま市で1月末までの退職を申し出ている教職員は25日現在、20人となった。うち2人は学級担任。校長、教頭はいない。
埼玉県内では、公立学校の教職員約120人が、退職手当削減が始まる2月より前に退職する意思を示していたが、24日には、県立高校の教頭1人も、早期退職を撤回。一方、新たに中学校教諭1人が23日、2月より前の退職を申し出たことも分かった。