駆け込み退職の教職員、4県で172人に

駆け込み退職の教職員、4県で172人に
読売新聞 2013年1月26日(土)9時5分配信

 自治体職員の退職手当引き下げを盛り込んだ改正条例施行を前に、埼玉県で公立学校の教員らが早期退職を希望している問題で、同県や佐賀、徳島、熊本県で計172人が、引き下げ前に退職したか、早期退職を希望していることが文部科学省の調査で分かった。

 調査によると、埼玉県(さいたま市含む)では123人(教頭3人、学級担任30人等)が退職を希望。1月1日に退職手当を引き下げる条例を施行していた佐賀、徳島、熊本県は12月末までに教職員計49人が退職。内訳は、佐賀36人(担任9人等)、徳島12人(教頭1人、担任1人等)、熊本1人(事務職員)だった。

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