口答えに立腹、担任が小3男児の頬つねりアザ 和歌山

口答えに立腹、担任が小3男児の頬つねりアザ 和歌山
産経新聞 2013年1月30日(水)11時57分配信

 和歌山県橋本市の市立小学校で今月中旬、3年生の男子児童(9)に対し、担任の女性教諭(49)が頬をつねりアザなどができる体罰を加えていたことが29日、分かった。女性教諭は体罰を認めて保護者に謝罪、県教委は処分を検討しているという。

 橋本市教委などによると、女性教諭は今月18日、男児が日直当番をさぼったことや口答えをしたことなどに立腹し、男児の右頬を強くつねったという。

 男児は4月から支援学級に通うことになっており、頬のアザやひっかき傷に気づいた母親が「他の児童とけんかをしたのなら、謝りたいので連絡先を教えてもらいたい」と学校に問い合わせた。女性教諭は体罰を加えたことを告げ、翌日男児宅を訪れて謝罪し、校長にも報告した。すぐに報告しなかったことについて、女性教諭は「男児の頬の様子を見て大丈夫だと思った」などと話しているという。

 市教委は「体罰は許されない。再発防止に努める」とし、県教委も処分を検討するとしている。

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