同級生十数人から陰口 橿原の中2女子生徒不登校に 奈良
産経新聞 2013年2月3日(日)7時55分配信
橿原市の市立中学2年の女子生徒(14)が、同級生十数人から「きもい」「うっとうしい」など陰口をいわれるいじめが原因で、昨年11月から不登校になっていることが2日、分かった。
市教委と学校によると、女子生徒は昨年6月から9月にかけて、クラスの同級生十数人に無視されたり、陰口を言われるなどしたという。
こうしたいじめが原因で女子生徒は急性ストレス反応と診断され、11月から不登校になっている。
女子生徒の保護者が学校に相談。校長らが学年集会で生徒らを指導したほか、10月には教師を交えて被害者の保護者と、加害者側の生徒と保護者との面談も行い、生徒11人がいじめの行為を認め謝罪したという。
女子生徒の保護者は11月に橿原署に被害届を出し、同署が同級生十数人から事情を聴いているという。
校長は「保護者との連携を強めて、今後も被害生徒のケアに全力を尽くしたい」と話している。