体罰:御所中でバスケ部講師が 市教委が処分検討 /奈良
毎日新聞 2013年2月6日(水)15時22分配信
御所市立御所中学校の男性講師(28)が、顧問を務める男子バスケットボール部の部員に対し、平手で頬などをたたく体罰をしていたことが5日、市教委などへの取材で分かった。市教委によると、講師は体罰を認め、「生徒に申し訳ないことをした」と謝罪している。市教委は講師の処分を検討している。
市教委などによると、講師は昨年4月ごろから、部活の練習中に部員約10人の頬などを複数回、平手でたたいた。ただ、「いつ誰をたたいたか、はっきり覚えていない」と説明しているという。
講師は体育を担当し、10年4月に男子バスケットボール部の顧問に就任した。関係者によると、昨年4月以前にも、体罰をしていた可能性があるという。
市教委は今年1月15日に情報提供を受けて調査を進め、講師に事実確認をしたところ、体罰を認めたという。講師は同25日以降、顧問活動を自粛し、部活の練習に参加していない。【山本和良】
2月6日朝刊