悪口言われ苦痛 府立高の元生徒、同級生3人を提訴 京都地裁

悪口言われ苦痛 府立高の元生徒、同級生3人を提訴 京都地裁
京都新聞 2013年2月26日(火)22時59分配信

 学校で悪口を言われるなどして精神的苦痛を受けたとして、京都府立高に通学していた女子生徒(18)が26日までに、同級生3人と府に110万円の慰謝料などを求めて京都地裁に提訴した。
 訴状によると、女子生徒は2010年4月に入学。1年時に同級生3人から無視され、陰口を言われた。進級時のクラス替えで学校に配慮を求めたが、うち1人と同じクラスになった影響などで不登校となり、2年時に転校を余儀なくされたとしている。
 原告側は、同級生の行為はいじめに当たるとし、学校も生徒の人間関係を把握していじめを防ぐ義務に違反したと主張している。
 府教委高校教育課の藤井直課長は「学校は丁寧な対応を継続していたと認識している」と話している。

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