入試前に高校教諭が面接アドバイス 試験業務から外すよう指導 千葉県教委
産経新聞 2013年2月28日(木)22時33分配信
千葉県教育委員会は28日、県東部の公立高校の40代の男性教諭が後期選抜の入試前に、同校を志望している中学3年生に面接のアドバイスをしていたと発表した。県教委は、「誤解を招く不適切な行為。重く受け止めている」としており、男性教諭をすべての試験業務から外すよう高校側に指導した。
県教委によると男性教諭は24日午前、中学生の自宅を訪問。面接では「志望理由」「中学では何を頑張ったか」などを聞かれることや、どのように答えればよいか、といったことをアドバイスした。
中学校で指導している一般的な内容といい、県教委は「実際の面接内容を漏らしたわけではなく、試験は公正に行われた」としている。
男性教諭はこの中学生の父親と知り合いで、中学生が友人らに話し、発覚したという。