県職員15人が駆け込み退職届 茨城

県職員15人が駆け込み退職届 茨城
産経新聞 2013年2月28日(木)7時55分配信

 県が3月から退職手当を引き下げるのを前に、3月末に定年を迎える県職員15人が駆け込みで退職届を提出していたことが27日、分かった。この日の県議会総務企画委員会で、県が明らかにした。

 退職届を提出した職員は、知事部局4人、県教育委員会8人、県警2人、企業局1人。県教委8人のうち7人が教諭で、2人は小学校で担任を持っている。

 県職員の退職手当を引き下げる条例は、3月1日からの施行を目指して27日に改正案が提出され、この日のうちに本会議で賛成多数で可決された。

 退職手当の引き下げは、官民格差の是正が目的。3月から4段階で約400万円を引き下げるとしており、今年度末の退職者は約100万円の減額となる。

 また、27日に開会した県議会定例会には改正案のほか平成25年度当初予算案など38議案件が提出された。

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