韓国初の独島教育専門機関 「独島学校」が開校式

韓国初の独島教育専門機関 「独島学校」が開校式
聯合ニュース 2013年2月28日(木)17時12分配信

 【天安聯合ニュース】韓国初の独島教育専門機関「独島学校」の開校式が28日、忠清南道天安市の独立記念館で開催された。
 同校は日本の独島領有権主張に対応し、独島の歴史や文化を体系的に教えるために設立された。4月から年間約2980人を対象に、初等団体教育(1500人)、家族キャンプ(360人)、展示館教育(960人)、独島現場教育(160人)の四つのプログラムを実施する。
 開校式には独立記念館の金能鎮(キム・ヌンジン)館長、徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)初代校長(誠信女子大学教授)、独島博物館の李承鎮(イ・スンジン)館長、世宗大学・独島総合研究所の保坂祐二所長らが出席した。韓国マスコミのほか、日本のNHK、中東の衛星テレビ局アルジャジーラなどが取材に訪れ、関心の高さをうかがわせた。
 徐校長はあいさつで、「なぜ独島が韓国の領土なのか」ということを教えるプログラムを設けるとし、「日本の独島挑発がやむ日まで運営を続ける」と約束した。
 一方、ソウル市の陽川区・江西区の中高校生を中心とする青少年団体「韓国青少年コンファレンス」は同日、市内で記者会見し、「日本は韓国との平和関係を壊す『竹島の日』を廃止し、独島領有権の主張をやめるべきだ」と訴えた。今後は日本の歴史わい曲・隠ぺいによる問題点を研究し、安倍晋三首相に抗議の手紙を送るという。

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