創造学園大:本校全員、転学先決まる 東京校は未定2けた /群馬

創造学園大:本校全員、転学先決まる 東京校は未定2けた /群馬
毎日新聞 2013年3月5日(火)12時38分配信

 文部科学省が今月末までに法人解散命令を出すことを決めている学校法人堀越学園(高崎市)の転学問題で、4日までに創造学園大本校の希望者全員の転学先が決まったことが、学園関係者への取材でわかった。
 学園関係者によると、同大の中山キャンパスにある創造芸術学部11人、八千代キャンパスのソーシャルワーク学部3人の計14人(4年生1人含む)が転学を希望。このうち5人は埼玉県内にある大学に編入、1人が専門学校に入学した。また6人が他大学への4月からの編入が決まったが、声優コースを専攻していた2人は専門学校に転学する。また、転学せずに就職する3年生が2人いるという。
 一方、東京校(東京都墨田区)では、約80人のほとんどが中国、韓国からの留学生のため転学先の決定が遅れ、「まだ2けたの学生の行き先が決まっていない」(王豊校長)。留学生の場合、受け入れ先が少ないうえ、都内にキャンパスやサテライトがある大学への希望が多いためという。
 専門学校は、高崎保育専門学校で希望者全員、高崎医療技術福祉専門学校も約8割が決まり、残る2割の学生も編入試験の結果待ちという。
 幼稚園では、子供の国幼稚園で希望者全員が高崎、安中市内の幼稚園や保育園に転園を決めた。堀越幼稚園は2月末現在で、3人が未定という。【増田勝彦】
3月5日朝刊

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