野球部会計から50万円着服の教諭、免職処分
サンケイスポーツ 2013.3.4 18:16
福岡県教育委員会は4日、高校の野球部保護者会の会計から50万円を着服したとして、県立小倉工業高校野球部長の白石大蔵教諭(42)を5日付で懲戒免職処分にすると発表した。
県教委によると、白石教諭は2010年1月以降5回にわたり、野球用具代を郵便局からスポーツ用品店に振り込んだ際に受領証の金額を書き換え、水増し分の計50万円を着服した。教諭は「スポーツ用品店への未払い金に充てた」と主張したが、支払いは確認できなかったという。
また県教委は4日、生徒に体罰を加えけがをさせたとして、朝倉市と田川郡内の中学校に勤務する40代の男性教諭2人をそれぞれ減給3カ月と同1カ月の処分にした。
田川郡内の学校では、けがをした生徒の保護者が被害届を県警に提出。教諭は1月に罰金10万円の略式命令を受けた。(共同)