(朝鮮日報日本語版) 中学校教諭、口座番号を記載した名刺を生徒に配る
朝鮮日報日本語版 2013年3月7日(木)10時33分配信
担任するクラスの生徒に対し、自分の銀行口座の番号を記載した名刺(写真)を配った、忠清北道清州市内の中学校教諭が辞表を提出し、学校側は6日、これを受理した。
この教諭は新学期が始まった今月4日午後3時20分ごろ、授業を終えて下校しようとした、担任するクラスの生徒35人に対し、口座番号が記載された名刺を2枚ずつ渡し「何か問題が起こったら、名刺を見て連絡するように」と告げた。1枚は生徒が持ち、もう1枚は保護者が保管するようにということだった。名刺には名前や住所、電話番号、メールアドレスなども記載されていたが、学校名や職位は書かれていなかった。
名刺を受け取った一部の保護者が「口座番号が書かれた名刺を配ったのはなぜか」と問いただしたため、問題になった。教諭は学校側に対し「病気による欠席など、問題が生じたとき、担任の自分に連絡してもらうためだ。保護者宛ての手紙で伝えるべきだったが、時間がなかったため、塾講師時代から使っていた名刺をそのまま渡した」と釈明した。その上で「本意に反し物議を醸し、申し訳ない」として、学校に辞表を提出した。