個人情報:情報保存、教諭のPC盗難−−都城 /宮崎
毎日新聞 2013年3月9日(土)16時25分配信
都城市教委は8日、市立高城中の女性教諭が空き巣被害に遭い、担当していた学年の86人分の数学の成績や職員名簿などが保存された私有のノートパソコンや外付けハードディスクを自宅から盗まれたと発表した。市教委はパソコンへの個人情報の記録を禁じており、教諭に厳重注意した。
市教委によると、教諭は2日、通知表作成のため自宅にパソコンを持ち帰り、施錠して外出。翌朝、パソコンなどが入ったバッグがないのに気付き110番した。台所の窓に何者かが侵入した形跡があり、都城署が窃盗事件として調べている。
パソコンには担任しているクラスの29人の氏名や住所なども入っていた。今のところ情報流出の被害はないという。
市教委は小中学校教諭らが個人情報を持ち出す場合は、支給したUSBメモリーに記録し、校長の許可を得て台帳に記入するとしていたが、教諭は手続きを踏んでいなかった。
3月9日朝刊