群馬・桐生の工事現場事故：中３労災死 第三者調査委が初会合 委員長に喜多氏互選 ／栃木
毎日新聞 2013年3月17日(日)12時32分配信
足利市立西中３年の男子生徒が昨年、就労中に死亡した事故の実態を解明する「第三者調査委員会」の初会合があり、委員長に子どもの権利条約総合研究所代表の喜多明人・早稲田大教授を互選した。委員は５人で、中立性確保のため全員が市外在住者。事故の事実関係の調査▽就労の原因や経緯の明確化▽中学生就労の再発防止に向けた提言−−を行う。
議事は非公開。市経営管理課によると、市教委のこれまでの調査報告などの資料を確認。調査実務を担う専門委員の必要性について指摘があった。態勢を整え、具体的な調査手法などについて検討するという。
次回は４月２４日。今後月１回程度の頻度で会合を開き、１３年度内には一定の方向性を出す見込み。【太田穣】
３月１７日朝刊