中学講師児童買春:わいせつ元講師「10人と援助交際」−−地裁田川初公判 /福岡

中学講師児童買春:わいせつ元講師「10人と援助交際」−−地裁田川初公判 /福岡
毎日新聞 2013年03月19日 地方版

 女子中学生3人にわいせつ行為などをしたとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの罪に問われた鞍手町小牧、元中学非常勤講師、石松克之被告(28)の初公判が18日、地裁田川支部(吉沢邦和裁判官)であった。石松被告は起訴内容を認めた。検察側は冒頭陳述で石松被告が「11年春から(携帯電話の)出会い系サイトに登録し、12年には約10人と援助交際していた」などと指摘した。

 起訴状などによると、石松被告は出会い系サイトで知り合った田川市内の中3女子(当時14歳)が18歳未満であるのを知りながら、昨年7月に現金1万円を払う約束でホテルでわいせつ行為をした。翌8月にもこの女子と、その友人の女子(当時15歳)の2人に現金を払う約束でわいせつ行為をしたほか、9月には知人から紹介された北九州市内の中3女子(同)にわいせつ行為をし、その様子をビデオカメラで撮影した。

 石松被告は別の中3女子にも同様のわいせつ行為をしたとして11日に逮捕され、月内に追起訴される予定。

〔筑豊版〕

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