千葉の中学、また内申書誤記載…合否再判定へ

千葉の中学、また内申書誤記載…合否再判定へ
読売新聞 2013年3月22日(金)13時48分配信

 千葉市教委は21日、市立幕張西中学校が作成した高校入試の調査書(内申書)に誤記載があったと発表した。

 3年生197人のうち24人に誤りがあり、8人が本来より低く、16人が高くなっていた。千葉県教委は、影響した可能性がある県立高7校について合否を再判定し、誤って不合格となった生徒を救済する方針。

 1年生時の評定(5段階)を記録する際、入力を誤ったという。本来より高くなった16人のうち、7人がそれぞれ別の県立高校に合格していた。県教委は、本来なら別の生徒が合格した可能性があるため、合否の影響を調べる。16人のうち残る9人は私立高校などに合格した。幕張西中は私立高校などにも事実関係を伝える。本来より低くされた8人のうち、受験した7人は公立高校に合格した。

 千葉県では今月、我孫子市の中学生の調査書で約120人の誤記載が判明し、1人が追加合格となった。

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