<桜宮高>民間人校長登用を断念 大阪市部長が校長職継続
毎日新聞 2013年3月25日(月)21時6分配信
大阪市教委は25日、元バスケットボール部顧問による体罰が発覚した市立桜宮高の4月以降の管理職人事を発表した。民間からの校長登用を断念し、2月に暫定的に校長に就任した大継章嘉(おおつぐあきよし)・市教委指導部長(55)が引き続き校長と部長職を兼務する。同校の改革を担当する柳本晶一・市教委顧問(前女子バレーボール日本代表監督)の強い意向で決めたという。
市教委は、この日の記者会見で「柳本顧問に(新校長の)人選をお願いしていたが、大継校長の続投を強く要望された。今後、桜宮の取り組みを全市に広げていくことを考えると、指導部長の役割は大きく、兼務とした。1年はこの形でいきたい」と説明した。
また、新教頭には4月1日付で、角田祥好(かくた・まさよし)・淀商業高首席(50)が就任。現在の岡山典史教頭(55)は市教育センター指導主事に異動する。【林由紀子】