置賜の高校教諭を減給、口座カードを第三者に送る

置賜の高校教諭を減給、口座カードを第三者に送る 
山形新聞 2013年3月27日(水)12時12分配信

 銀行口座のキャッシュカードを第三者に送ったとして、置賜地方の県立高校に勤務する40代男性教諭が犯罪収益移転防止法違反の罪で昨年12月、罰金20万円の略式命令を受けていたことが26日分かった。男性教諭の口座は振り込め詐欺に悪用されていた。県教育委員会は同日、この男性教諭を減給10分の1(2カ月)の懲戒処分とした。

 県教委教職員室によると、男性教諭は昨年3月、メールで送られてきた架空の融資話を信じ、自身の銀行口座のキャッシュカードを指定された東京都内の会社宛てに送った。その後、融資予定日になっても入金がなかったため、不審に思い口座を解約。県警に届け出た。男性教諭は「借金があった。軽率な行為だった」と反省しているという。

 県教委はこのほか交通違反で村山地方の50代女性小学校長を減給10分の1(2カ月)、最上地方の30代女性中学校教諭、置賜地方の20代女性高校講師をそれぞれ戒告の懲戒処分とした。いずれも制限速度を30キロ以上超過して運転した。

ことの善悪を教える立場の人間が、こんなことやらかして減給レベルで済んでいいのか?

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