いじめ対応4人配置、長年勤務者に配慮 滋賀県教委異動
京都新聞 2013年3月31日(日)22時59分配信
滋賀県教育委員会は1日付で、教職員2696人の人事異動を発令した。昨年に比べ164人の増加。いじめ対策の一環として中学2、3年生を35人学級とするため中学教員を13人増員、いじめ対応を専門に行う教員4人も新たに配置した。
内訳は、転任1479人、新任735人、退職482人。学校別では、小学校1324人、中学校682人、県立学校690人となった。新規採用の教諭は438人、養護教諭は10人、栄養教諭は7人だった。
また県内でも発覚した体罰問題への対策として、同一校での長年勤務者の異動に努めた。県立校では10年以上勤務の538人中100人を異動。該当者の18・6%で、昨年より3・8ポイント増加した。新たに9年勤務も長年勤務者とし、88人中16人を異動させた。