浜松開誠館高でも体罰 昨夏、バスケ部顧問

浜松開誠館高でも体罰 昨夏、バスケ部顧問
@S[アットエス] 2013年4月3日(水)8時35分配信

 浜松開誠館高(浜松市中区)の男子バスケットボール部を指導する40代顧問が昨年夏、部員を竹刀や平手でたたくなどの体罰をしていたことが2日、学校関係者への取材で分かった。同校は県私学振興課や県高体連などに報告し、顧問にけん責、減俸3カ月の処分を行った。
 同校によると、顧問は昨年7月下旬、部員の奮起を促そうと、約15人全員の頭などを竹刀や平手でたたき、8月には1年生部員1人のももを竹刀でたたいた。ももにはあざができたという。11月に部員の保護者が同校を訪れ、体罰を学校に報告。学校は顧問に事実を確認し、保護者に謝罪したという。
 関係者の話では、他県からバスケット留学をしていた1年生部員が「体罰が嫌だと訴えたら練習から外された」として退部、転校したという。
 学校側は「強くしなければいけないという焦りがあったのだろうが、体罰はあってはならないこと」としている。
 顧問は元日本代表選手で、同校2年目。

静岡新聞社

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする