男子部員13人に体罰 松山市立中顧問教諭

男子部員13人に体罰 松山市立中顧問教諭
愛媛新聞 2013年04月06日(土)

 愛媛県松山市立中学校の40代男性教諭が昨年2月から今年1月にかけ、顧問を務める運動部の男子部員13人に平手打ちなどの体罰をし、うち1人に口を切るけがをさせていたことが5日、分かった。県教育委員会は3月5日付で男性教諭を文書訓告、監督責任を問い同校校長を口頭訓告とした。
 県教委によると男性教諭は、生徒指導上の問題を起こしたという部員4人を校内で個別に指導する際、?を平手打ちし、うち1人が口を切った。また校内での部活動練習中には、練習態度やプレーへの指導として、部員9人の頬を平手打ちするなどしていた。
 1月中旬に「男性教員が体罰をしている」との匿名電話を受けた県警が、同校の教員や保護者に調査して体罰が発覚。大阪市立桜宮高校の男子生徒自殺を受け、県教委が2月に市町教委などを対象に行った体罰実態調査で、松山市教委から「処分を検討中」との報告を受けていた。

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