4年男児2人、同級生3人から35万円受け取る

4年男児2人、同級生3人から35万円受け取る
読売新聞 2013年4月6日(土)0時8分配信

 兵庫県西宮市教委は5日、市立小4年だった男児2人(現5年)が、同級生だった男児3人(同)に現金を要求し、計35万円を受け取っていたと発表した。

 大半をゲーム用カードの購入に使っていたという。3人のうち1人は25万円を渡していた。3人は学校に「一緒に遊べなくなるのが嫌で断れなかった」と話している。

 市教委などによると、2人は昨年10月〜今年2月、十数回にわたり、3人に「金を持ってこい」と要求。5人は普段からおもちゃの銃で遊んでおり、2人は「持ってこないと撃つぞ」と迫ったり、「次は1・5倍や」と言ったりし、学校のトイレや公園などで現金を受け取っていたという。

 3人は親の財布から抜き取るなどし、それぞれ25万円、8万円、2万円を渡していた。うち1人の親が「現金を持ち出しているようだ」と学校に相談して発覚。これ以前、5人の様子に異変を感じた担任教諭が事情を聞いたが、現金のやり取りは聞き出せなかった。

 学校によると、2人の親が3月上旬までに全額を弁済し、謝罪したため警察には相談していないという。

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