(朝鮮日報日本語版) 外国人学校不正入学、全斗煥元大統領の義理の娘を起訴

(朝鮮日報日本語版) 外国人学校不正入学、全斗煥元大統領の義理の娘を起訴
朝鮮日報日本語版 2013年4月20日(土)10時56分配信

 全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領の義理の娘でタレントのパク・サンアさん(40)が、虚偽の在学証明書を作成するという手口で子どもを外国人学校に入学させたとして検察に摘発された。また、現代グループのオーナー一家に嫁いだ元アナウンサーのノ・ヒョンジョンさん(34)にも同様の容疑が浮上している。ノさんは現在海外に滞在しているため、帰国し次第検察が事情聴取を行う見通しだ。

 外国人学校への不正入学事件について調べを進めている仁川地検外事部は19日、このような内容を含む捜査結果を発表した。

 検察は、パクさんら2人は昨年6−7月、ソウル市内の外国人学校の入学係長A容疑者(37)=米国人=と共謀し、英語幼稚園に通っていた子ども3人の英文の在園証明書を改ざんして別の外国人学校の在学証明書であるかのように見せ掛け、問題の外国人学校に入学させた疑いが持たれている、と説明した。現行法上、外国人学校への転校は、認可を受けた外国人学校同士でのみ可能となっている。検察は、自分の学校のPRなどを目的とし、富裕層や社会の指導者層の子どもたちを入学させてきたA容疑者が、私的な活動を通じ知り合ったパクさんらに不正入学を持ち掛けた、と説明した。だが、検察が捜査に着手するや、パクさんらは子どもたちを問題の外国人学校から退学させた。検察はA容疑者を在宅起訴するとともに、パクさんらを略式起訴した。

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