桐生の小6女児自殺:いじめ訴訟 証人尋問実施へ、地裁が方針示す /群馬
毎日新聞 2013年5月11日(土)12時54分配信
桐生市立新里東小6年の上村明子さん(当時12歳)が2010年10月に自殺したのは、学校側がいじめに適切に対応しなかったためだとして、両親が市と県を相手取り計3200万円の損害賠償を求めた民事訴訟の弁論準備手続きが10日、前橋地裁(原道子裁判長)で非公開で行われた。
原告側関係者によると、地裁は証人尋問を実施する方針を原告側と被告側双方に示したという。期日は8月になる見通し。これまでの準備手続きでは、原告側が当時の担任教諭や学校カウンセラーらの尋問を求めていた一方、被告側は「必要性がない」と主張していた。【塩田彩】
5月11日朝刊