「担任に厳正処分を」 大津いじめ 越市長、県などに注文
京都新聞 2013年5月16日(木)22時49分配信
大津市の越直美市長は16日の定例会見で、いじめを受けて2011年10月に自殺した男子中学生の担任教諭について、「滋賀県教育委員会と滋賀県は、厳正な処分をすべきだ」との考えをあらためて示した。
越市長は「大津市として認定している事実に基づけば、しっかりと厳正な処分が下されるべき」とした上で、「学校の先生の処分は県教委の権限。市や市教委に処分権限がない以上、県は早く処分をすべきだ」と述べた。
また遺族が市などを訴えている損害賠償訴訟で、市がいじめの認否を一部で留保している点については、「市が認否を留保しているのは第三者調査委員会でもわからなかったもの。少年審判の結果を見て、(大津市が保留しているいじめの)行為があれば市も認めていく」との考えを示した。