寮全焼の黄柳野高校、閉校小学校を寮に代用
読売新聞 2013年5月22日(水)11時36分配信
愛知県新城市の私立黄柳野(つげの)高校の男子寮2棟が全焼し、生徒1人が死亡した火災で、同校は27日にも授業を再開する方針を決めた。
寮の代替施設は、今春閉校した市立黄柳野小学校の校舎を市から借り受ける。
黄柳野高校は全寮制で、今月8日夕、木造2階建ての男子寮2棟が全焼、2年生の伊藤秀也さん(16)(静岡県掛川市出身)が遺体で見つかった。学校側は9日から授業を休んでいる。
火災を受け、市は来年3月まで約500メートル離れた黄柳野小学校の校舎を提供することで学校側と合意した。小学校の教室を応急改修して2棟の生徒の約半数を移し、残る約半数は校内の寮の空き部屋を使うとしている。