いじめ:特別支援学級生徒に 中学全校集会、再発防止訴え−−佐世保 /長崎

いじめ:特別支援学級生徒に 中学全校集会、再発防止訴え−−佐世保 /長崎
毎日新聞 2013年5月26日(日)13時49分配信

 佐世保市立中学で、3年生の複数の男子生徒が特別支援学級の男子2人に下着を脱がせようとするなどのいじめをしていたことが、分かった。発覚後、いじめた生徒と保護者は被害生徒らに謝罪。同校は全校集会を開き、再発防止を訴えた。
 同校によると、いじめがあったのは5月8日、3年生と特別支援学級の生徒との昼食交流後。生徒7人が教室で支援学級の生徒を押さえつけて下着を下ろそうとしたという。その後の調査で、被害生徒は4月22日にもグラウンドで同じ7人を含む計8人から同じようないじめを受けていたという。また、5月14日の全校アンケートで、特別支援学級の別の3年生が「くさい」や「うざい」などの心ない言葉を受けていたことも判明したという。
 校長は「弱い者に対するいじめで、あってはならない。再発防止に取り組みたい」と話した。【井上和也】
〔長崎版〕
5月26日朝刊

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