大学入試:県立大、一般入試の物理試験で採点ミス /秋田

大学入試:県立大、一般入試の物理試験で採点ミス /秋田
毎日新聞 2013年5月29日(水)11時32分配信

 県立大(小間篤学長)は28日、今年2月に実施された一般入試前期日程のシステム科学技術学部の「物理」の試験で採点ミスがあったと発表した。ミスによる合否判定への影響はなかったが、大学は解答した403人を含む学部の受験生557人に経緯の説明と謝罪の文書を郵送した。
 大学によると、波の現象である「ドップラー効果」の理解を問う記述式の3問が誤った解答で採点されていたという。ミスは5月8日、入試問題をチェックする学内の評価機関の指摘で発覚。正しい解答で採点し直したが、合否判定に変わりはなかったという。
 ミスは出題の担当者が解答例を誤り、採点者がそのまま採点したのが原因という。大学は問題作成にかかわっていない教員が実際に問題を解くなどチェック体制を強化し、再発を防止するとしている。【仲田力行】
5月29日朝刊

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