<麻薬取締法違反>所持容疑で教委職員逮捕 広島・大崎上島
毎日新聞 2013年6月5日(水)10時40分配信
幻覚作用がある麻薬「MDPV」を所持していたとして、広島県警薬物銃器対策課などは4日、同県大崎上島町教委課長補佐、森川明容疑者(59)=同町東野=を麻薬取締法違反(所持)容疑で逮捕した。
逮捕容疑は4日午前6時45分ごろ、自宅で小瓶入りのMDPV(1.6グラム)を所持していたとされる。「麻薬と知りながら隠し持っていた」と容疑を認めているという。MDPVは昨年8月から麻薬取締法の指定薬物になった。
県警によると、先月28日に同容疑で逮捕された同県府中市立小学校教諭、徳永雅也容疑者(41)の捜査から森川容疑者が浮上。2人は知人だったという。県警は4日、森川容疑者の自宅を家宅捜索し、植物片や指定薬物の亜硝酸イソブチルを含む液体を押収した。インターネットで海外から個人輸入したとみられ、県警は余罪を追及している。【黄在龍】