北照高スキー部監督の体罰:道が学校に再報告要求 /北海道

北照高スキー部監督の体罰:道が学校に再報告要求 /北海道
毎日新聞 2013年6月7日(金)11時1分配信

 元スキー部監督(35)による体罰が発覚した北照高(小樽市)が道学事課の実態調査に対し「体罰は無かった」と報告していた問題で、同課は6日、再報告を求める文書を郵送した。
 文書は▽同校の体罰に関する基本認識▽「体罰は無かった」と報告した理由▽今後体罰が起こらないための再発防止策−−などの報告を求めている。
 道学事課によると、北照高は4月、元監督について生徒を殴ったり蹴ったりする体罰があったと報告。しかし、5月の最終報告では「体罰は無かった」とした。その後、同課に外部からの指摘があり、電話で再度確認したところ「怒鳴りつけたり正座をさせたりという不適切で行き過ぎた指導はあった」と答えたという。
 村井篤司課長は北照高について「調査の信頼性に関わる問題だ。学校の姿勢に疑問を感じる」と話した。【坂本太郎】
6月7日朝刊

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