上海市のインターナショナルスクール、米国人教師が性的虐待容疑で捕まる―中国

上海市のインターナショナルスクール、米国人教師が性的虐待容疑で捕まる―中国
Record China 2013年6月7日(金)18時56分配信

2013年6月6日、中国・上海市のインターナショナルスクールに勤務する米国人教師は、性的虐待や暴行の疑いで先月身柄を拘束された。仏AFP通信の報道を引用し中国最高人民検察院の機関誌・検察日報が伝えた。

同学校は、フランス系とドイツ系のインターナショナルスクールが施設を共用しており、両校合わせ1600人の学生が在籍している。学生の年齢層は3〜18歳。容疑者の米国人教師はフランス系のインターナショナルスクールに所属。

外国籍の学生の保護者によると、子供が学校に入学して間もなく、顔や足をかきむしるといった異常な行動をとるようになった。違う保護者も娘が数カ月にわたり被害を受けた可能性があると語った。現在、容疑者の米国人教師に対し、7家族が自分の子供が性的虐待などの暴行を受けたと訴えている。

この事件は、同校に勤務する別の米国籍の教師が証言し、5月13日に公安当局が容疑者の米国人教師の身柄を拘束。事件を明かした米国人教師はすでに本国に戻っている。

同校は私立の学校で、学校側は容疑者の教師に関する詳細の公開を拒否している。学校側からは、保護者に対し、性的虐待があったとの通知があったのみだとAFP通信は伝えている。(翻訳・編集/内山)

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