山梨学院高サッカー部、集団暴行被害者は4人に

山梨学院高サッカー部、集団暴行被害者は4人に
読売新聞 2013年6月12日(水)19時46分配信

 山梨学院高校(甲府市)は12日、サッカー部の3年生部員による2年生部員への集団暴行で、暴力を受けた生徒は1人ではなく、他にも3人いたことを明らかにした。

 同部は8月11日までの2か月間、公式試合への出場を自粛、15日に予定されていた全国高校総体県予選は辞退する。

 同校によると、全部員への聞き取りを行ったところ、寮内で2年生の男子部員1人に暴行を加えていた3年生7人のうち数人が、4月初旬から同21日にかけて、他の2年生部員3人にも熱湯をかけたり、殴ったりしていたことが分かった。

 望月教邦副校長は「大変申し訳ない。二度と起こらないよう取り組む」と謝罪し、同部の横森巧総監督と吉永一明監督ら3人を12日付で厳重注意処分にしたことを明らかにした。暴行した7人については、停学処分後、今月7日から登校しているが、部活動への参加を禁止されているという。

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