セクハラ:鹿屋体育大で公表せず 50代教授を諭旨解雇 /鹿児島
毎日新聞 2013年6月14日(金)16時42分配信
鹿屋体育大(鹿屋市)の50代男性教授が女子学生に性的嫌がらせ(セクシャルハラスメント)をし、諭旨解雇の懲戒処分を受けていたことが、12日分かった。
同大によると、女子学生がセクハラを受けていたのは2008年以降の数カ月間。女子学生が学内のセクハラ相談員に相談して発覚した。ハラスメント防止専門委員会が調査すると、男性教授は事実を認めた。セクハラの内容や時期は「言えない」とした。
同大の指針では、懲戒処分は全て公表するとしている。しかし、大学側は「被害者のプライバシーを侵害する恐れのある場合は非公表としている例外規定があり、それに準じた」という。
諭旨解雇とした理由を「教授はセクハラを認めて反省している。被害者もそれ以上の処分を望まなかったため」と説明した。【新開良一】
6月14日朝刊