無免許授業:非常勤講師、岐阜市立看護専門学校で /岐阜
毎日新聞 2013年06月19日 地方版
岐阜市立看護専門学校は18日、12年度に実施した保健体育の授業で、当時指導していた20代の男性非常勤講師が教員免許を持っていなかったと発表した。同校は講義を受けた学生34人を対象に、来年1〜3月に体育の講義をやり直す。
非常勤講師は当時、岐阜大大学院生で、昨年4〜6月に保健体育の授業を担当した。同校は、基礎分野の授業を行う講師は教員免許か学識、実務経験が必要としているが、採用の際、教員免許の有無を確認していなかった。
里見和夫学校長は「学生の進級や卒業に支障が出ないよう、資格の確認を徹底したい。学生に申し訳ない」とコメントした。【梶原遊】